珊瑚礁で出来たクリスマス島には「土」が無いため、農作物の収穫は見込めません、又、港が貧弱なため漁業も大規模には行われていません。
●2001年12月に新しい桟橋が完成しました。今後はこの桟橋を利用して漁業などへの取り組みも活発になるかもしれません。
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新設された桟橋(テブアケア村傍)土台を陸上で製作した後、海中に沈める工法によって珊瑚や周辺の環境に配慮して建設された。(2001/12撮影) |
●コプラ---熟したヤシの実の内側の白い部分を乾燥させて輸出します。ヤシの実石鹸やヤシ油の原料となっています。
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●キリンサイ---優れた保湿成分を持つ海藻。養殖して輸出しています。
●クリスマス島の塩---国連の援助で開始された塩田。一時中断していた事業を日本の有志の手によって数年前に再開しました。現在は日本のみに輸出されています。
●観 光---飛行機の便が悪いので大量のお客さんが来ることはありませんが、年に2,000人程度、ダイビングとフィッシングの観光客が来ます。
●NASDA---日本の宇宙開発事業団の衛星追尾用のレーダーステーションがあります。日本製スペースシャトルHOPE-Xの実験機の着陸実験場の建設が行われています。情報はこちらにも掲載されています。
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写真奥の黒い滑走路がHOPE-X着陸実験用滑走路(AEONフィールドを改修)、手前左下には下の写真の実験用の管制システムが建設された(2001/12) |
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実験は2002年3月以降から開始される予定となっている。将来的には株式会社ギャラクシーエクスプレス等によって、ロケット発射基地構想などが表明されている。 |
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