海水面の上昇による南の島の被害

非常に悲しいことですが、地球が温暖化する原因は先進国にあります。私達が生活している中で排出している温室効果ガスが地球を暖め、海水面が上昇しているのです。

南の島々は、どちらかといえば経済後進国です。ですから、温室効果ガスを出すような産業や自動車を持っていません。それなのに一番先に被害にあってしまっているのです。

クリスマス島を海から見た写真です。撮影した時はちょうど干潮でしたが、これが満潮になると砂浜はほとんど見えなくなります。

クリスマス島は平均海抜が他の島よりちょっとだけ高いのと面積が大きいのですが、安心できる状態ではないように思います。

クリスマス島が所属しているキリバス共和国首都タラワの様子です。ここも海面と地面の差はほとんどありません。台風が来て2m程の波に襲われたら・・・・考えると恐ろしい風景です。

波でヤシの木が倒されてしまっています。植物は堆積した砂に根を下ろして島を波の浸食から守っています、このように倒されてしまうと、波から島を守るものは無くなってしまいます。

※ページ中写真の一部は“国が海に消えていく:助安由吉著”エイト社よりお借りしています。

インド洋のモルディブ諸島も同様の危険に直面しています。モルディブの首都マーレ島では1987年に高潮に襲われて大きな被害が出てしまいました。日本の無償援助で実現した護岸工事が施されているとは言え、海抜は2m程度です。無償援助も限界がありますから、その内、なにも出来ずに沈んでしまう島が出てくるでしょう。

以下は独自の取材で得た資料です。是非ご一読下さい。

このような問題に対して僕達に出来ることがあります!

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Merry Christmas from Christmas islandは温暖化による海面上昇の被害を受けている南の島々の現状を、多くの方々に知っていただきたいという目的でロケットミュージック・エコプロデュース部が制作・販売しています。売上の一部は海面上昇の被害を受けている現地政府に提供されています。

協力:クリスマス島クリーンアップ基金
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