(ニューヨークタイムス紙へ送られた手紙の写し) 私たちの息子グレッグは、多くの人とともにワールドトレードセンターでのテロ事件で行方不明となりました。 はじめにこの知らせを聞いて以来、私たちは、彼の妻や、家族、友人や隣人、彼の職場の同僚や、毎日ピエールホテルで出会う悲嘆にくれる人々と、悲しみと慰め、希望、絶望、楽しかった頃の思い出を分かち合っています。誰と会っても、私たちの痛みや怒りが彼らの中にもあることがわかります。 今回の悲惨な事件に関して毎日流れ込むニュースをちゃんと読むことはできません。それでも、読んだニュースから、我が国の政府が、暴力による復讐に向かっていることはしっかり感じています。 そのような復讐が行われれば、遠い国の息子や娘、親や友人を死なせ、苦しめることになります。私たちの悲しみをさらに深めることになります。それは進むべき道ではありません。それで息子の死の恨みを晴らすことにはなりません。私たちの息子の名前において復讐することはやめてください。 私たちの息子は、非人間的なイデオロギーの犠牲となって死にました。私たちは、同じ目的を果たすような行動をとってはなりません。 深く悲しみ、省み、祈りましょう。この世界に本当の平和と正義をもたらすための理性的な対応を考えましょう。しかし、この時代の非人間性をさらに増大させる国になってはいけません。 Phyllis and Orlando Rodriguez 敬具 Phyllis and Orlando Rodriguez このトピックはEnviro-News from Junko Edahiro No. 557 (2001.09.20)から転載させていただきました。 |
Merry Christmas from Christmas islandは温暖化による海面上昇の被害を受けている南の島々の現状を、多くの方々に知っていただきたいという目的で未分離デザイン研究所 Site Communications が1999年より制作・販売しています。売上の一部は海面上昇の被害を受けている現地政府に提供されています。
未分離デザイン研究所 〒110-0001 東京都台東区谷中7-5-5-201 担当:遠藤 Copyright 1999〜 MIBUNRI Design Institute. all rights reserved. |