今年は、カードの販売数が少し減りましたので、2箱の運搬です。この2箱にギッシリ皆さんの夢が詰まってます(ラブレターとか....)。1箱でも2箱でも数の問題ではありません。それを運ぶ使命感ですっ!郵便局の皆さんのように。
さあ、今年はうちの会社を円満に定年退職をした元出版印刷部門長、西條進(65)と僕: 助安博之(24)の2人で渡航です(ちなみに24は、気持ちの持ち方の#です)。
その西條と僕、まったく人生観もファッション感覚も、さらに誰がカワイイ観、何を人生求めていくか観.......、もうそれこそまったく違うのですが、共通するところは「自然が好き」「カメラが好き」のビッグな2点があり、さらにビガーの点は「クリスマス島を愛してる」のところでしょう。西條は過去のクリスマス島ゴミ拾いキャンペーンを含めて訪島5回目、僕は12回目です。
まず、今回は段ボール2箱でしたが、その段ボールのトリップです;









郵便局 局員のトーム・ボカイさん。去年も今年もたくさんがんばってもらいました。


郵便局長は女性のテレマ・テタボさん。


さて、今回、恥ずかしい話ですが、失敗談もレポートします(皆さんも同じ失敗をしないように。海外では予期もしないことが起こります。海外は小さなハプニングは多発と考えていかなければなりません。例えば、ウ○コをして、ティッシュがないことなどは普通に考えてください。これは、アクシデントではなく、当然のことです。ティッシュがあったらチョーラッキーなのですが(ちなみに僕はインドで、Tokyoの街で配ってるポケットティッシュのたった1枚で切り抜けたことが2回あります。なぜか1枚しか残ってない時にやばい腹痛が起こるものなのです。まあ「ティッシュ無し&そして水無し」も2回経験してますけどね)、たまに、ヤッベーこれ命に関わるよ!ということもけっこうあります。それで命を落としたら、日本に残している家族、恋人、そして両親、友達には最悪のシナリオになりますので、ココに失敗談を書きますので参考にしてください。海外の「旅」は最高に面白いのですが、「知らないと大変になるinfo.」はできるだけゲットしておいてくださいね。
郵便局での作業も終わった次の日、フィッシング天国のクリスマス島でフィッシングをしようと思ったのですが、現地友人のフィッシングガイド達全員他の客のガイドで忙しく、その日はフィッシングには行けませんでした。クリスマス島で楽しくフィッシングをするには必ずガイドをつけます。ガイド無しだと、10%も楽しめないでしょう。ですので、クリスマス島では有能なガイドをつけれるかどうかが決め手です。その日は「キレイな海スポット」を探すドライブにしました。現地人無しの僕ら二人だけで。行き先はクリスマス島の一番端っこの「パリ」とう場所。僕らがいる「ロンドン」からは車で2時間かかります(クリスマス島では、なぜかパリ、ロンドン、ポーランドという名前の場所があります)。「パリ」の海は世界中で一番美しい海だと思います。人も誰もいなくて、文明も何も入っていない、美しい美しいView Pointがあちらこちらにあります。
そのドライブ途中の風景はこちら





そろそろパリの近くまで来ました(2時間ドライブですれちがったのは1人の自転車にのったオヤジさんのみ。あのオヤジさん何をしてたんだろ?)。あったあったここだ! 何年か前に来た時にガイドが連れて来てくれた場所、そこに違いない!と思い、そこに車を走らせたところ。。。。。アクシデント発生!!!!!! なんとそこはアリ地獄のような「サンゴ沼地獄」の地だったのです。前からガイドには車の轍(わだち)が無いところは走っちゃダメだよ、と言われていたのですが、そこが以前に来た場所と思ったことと、「2時間ドライブ後の世界一キレイな海が見れる!」の舞い上がり感で、完全に忠告を忘れていました。サンゴ沼地獄を踏んでしまった時「やっっっっっっっべっっっっっっ!!!!!!」と思ったその瞬間、車の車輪が空回りしはじめ、前にスピードを上げて突っ込むか、バックにしてすぐに戻るか・・・・瞬時に僕はバックを選んでしまいました。そして、完全にアウトッッッ!! バックどころか完璧にスタック!! シッッッッッド!! ガッッッデメッッッッッッ!! OK、でもこんなの問題ないよ! ジャッキで車を上げて車を押せば、と西條と話していたのですが、「ンンンンンンンン????????」「アレレレレレレ????????」「ジャッキないよーーーこの車の中に!!!」なんと車を持ち上げるためのジャッキが車のどこにもなかったのです。




OK、じゃあ、スコップで埋まったタイヤのまわりを掘ろう! そしてタイヤの下に石やヤシの葉っぱを敷いてタイヤが回るようにして脱出しよう、ということにしました。ん?? ってか、スコップなんてないし。。。。と考えていた頃、一つだけ確実なのは誰もこの道通らないだろーな、ということ。助けてくれる人は来ない! クリスマス島の端っこの端っこ、来るとしたらオレらのような物好きのツーリストくらいだろうな。でもクリスマス島にオレらと一緒の飛行機で降りた人は20人くらいで(なのでツーリストは島内で20人のみ)、しかもこのクリスマス島は東京23区と同じくらいの面積があって(総人口は5,000人)、オレら以外はフィッシングしてるだろうからドライブなんてしないしなーーーー。まず会うことはないなーーー、とぼんやり考えてました。OK、OK、でもまずはこの場所を脱出しよう。スコップがないので手でタイヤまわりの泥をかき出して、タイヤの下に石や葉っぱを敷いて、ゆっくりとバックして......等々いろいろ試しました。3時間はこの作業をし、何度も失敗し、何度もくじけ、そして何度も「ヨッシャー!」と気合いを入れました(が、その間、予想通り人っ子ひとり、鳥でさえもまったく通りませんでした)。
そうこうしているうちに、4時くらいになってきました。暗くなる前に泊まっているロッジに帰らないと皆心配してしまいます。泊まっている客も従業員も皆すぐに仲良くなるので、ディナーは泊まり客全員(今回はカナダからの7人のフィッシャーマン達と一緒)で2時間ほど毎晩宴会なのです(ちゃんと帰れて、この話で盛り上げて〜〜〜)。もう最後の手段で、近くの村まで歩いて援護隊を頼むことにしました。でも歩いても村まで1時間半はかかるだろーな、と考えていました(携帯も使えません)。しかし、それ以外には手はありません。そして西條を残し、村に向かって歩き始めて20分くらい経った時に、向こうの方から車の音が聞こえてきました。「夢だろう」、そう思ったのですが、だんだんと聞こえてくるのです。「これは夢じゃないぞ!!!!」。。。。。でなんと10人ほど乗せたトラック(まさに援護隊が1隊分)が来たのです。しかもたった20分歩いただけで。今までの人生の中でもラッキー中のラッキー! 「ヒューーーーーーフーーーーーー、助かったぜ、ベイビー!!」人に会いたくてしょうがなかったよ〜〜〜。そして1隊と共に西條の元に戻っていきました。その1隊が車を持ち上げてくれ、僕がバックで運転し、5,6時間経ってようやくサンゴ沼地獄から脱出できました。1隊には他の人にあげるために積んでいたたくさんのお菓子を全部お礼にあげました。でも、この1隊がいなかったら、大変なことになっていました。1隊のトラックは、たまたまそこを通ったらしいのです。



「みんな、ありがとう!!!! この恩は一生忘れないよ!!!!」

というわけで、サンゴ沼地獄を踏まないように気をつけてね。
また来年2013年も、皆様、どうぞよろしくお願い致します。
チャンチャン。
データ
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【発行部数】 |
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1,000セット |
【送信部数】 |
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961セット
日本宛:925セット 海外宛:36セット |
【押印日程】 |
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2012/11/27〜12/5 |
【日本での配達日】 |
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2012年12月11日〜12月15日 |

Let's have a great day and have a great world!!!! |