2008年のプロジェクト報告

このプロジェクトも皆様のおかげで10年目を迎えることができました。心より感謝申し上げます。今年2008年度より、未分離デザイン研究所の遠藤氏からプロジェクトを引き継ぐことになりました、ミュージックエイト・エコプロデュース部の助安と申します。今後ともよろしくお願いいたします。私事ですが、「クリスマス島クリーンアップ基金」(http://www.christmasisland-clean.org/)という団体の幹事をしていまして、そんな事でずいぶん前から遠藤氏とのつながりがあります。

今年は引き継いでからの初年度でしたので、分からないことだらけで皆さんに色々とご迷惑をおかけしたかも知れませんが、先日無事に発送業務を終えて帰国させてもらいました。過去のプロジェクトの経緯を聞いていましたので、何とか事故の起こらないように細心の注意を払ってきたつもりです。

また、今年はクリスマス島行きの飛行機運航状況が悪くクリスマス島へ行くことができず、やむを得ずキリバス共和国の首都タラワへ行き、タラワから手紙を投函する事になってしまいました。この件でも皆様にご迷惑をかけ申し訳なく思っています。

以下、時間の経過と共にご報告させていただきたいと思います。


運搬・押印業務の現地レポート
このレポートは、運搬の様子をリアルタイムにアップロードしたものです。

2008/12/2
タラワ・ボンリキ空港に到着

たくさんの手紙と共にタラワへ到着しました。多くの方々の気持ちのこもったカードですので道中とても緊張しました。今回タラワ入りしたのは主宰の助安博之、その弟の助安哲弥、ミュージックエイト勤務の引間均の3人です。


2008/12/3
タラワ・バイリキ郵便局へ

キリバスの首都タラワ、バイリキの中心地にある唯一の郵便局へ。冷房もないとても質素な建物でした。

2008/12/4

郵便局長のWillie Tekanene(ウィリー・テカネネ)さん(左側)と郵便局員のRomanibina Ata(ロマニビナ・アタ)さんが皆さんのカードに消印を押しています。

2008/12/4

郵便セクション長のTibou Ioteba(ティボー・イオテバ)さん。この人に郵便物の流れをいろいろと説明してもらい、確実に届くような手配をしてもらいました。

2008/12/4

ズラッと並んだ日本行きのカード。

2008/12/4
日本行きの郵便袋

この青い袋が日本行き用のものでした。他にも青い袋があったので、それらと混ざってしまわないかと心配になりました。タグに「JAPAN」と書いてあります。

2008/12/4

日本以外の海外発送のカードは国ごとにソートされます。

2008/12/9

消印が押されたカードが無事ボンリキ空港に到着しました。これから飛行機に積まれてフィジーへ出発です。通常は週2便によってフィジーに郵便物が運ばれます。

2008/12/9

フィジーの空港へ無事到着です。荷物が下ろされるところを客席から確認しました。

2008/12/9

私たちスタッフが目で確認できるのはここまでです。後は無事に皆さんの所へカードが届く事を祈るばかりです。

2008/12/5

キリバス共和国第5代大統領、アノテ・トン大統領と面会。風邪をひかれていて4日ほどアポイントの日がずれました。しかもその3日後から20日間ほどの国会が始まるお忙しい中、遂にお会いすることが出来ました。

大統領にクリスマスカードの活動報告をしました。とても喜ばれていました。今後いろいろな協力をしてくださるとおっしゃってくださいました。
データ
【発行部数】
2,000セット
【送信部数】
1,036セット
日本宛:1,002セット  海外宛:34セット
【押印日程】 2006/12/04〜12/9
【日本での配達日】
2008年12月15日〜12月20日
【遅達・誤配等】
カードが受取人ではなく差出人に届いたとの報告が何件かありました。郵便局に聞きましたが「何故なのか、よくわからない」との事でこの件に関して解明できませんでした。

2006年のプロジェクトの報告

ご意見ご感想、誤配、遅延のご報告を是非お知らせ下さい。Mail to Project 事務局

Merry Christmas from Christmas islandは温暖化による海面上昇の被害を受けている南の島々の現状を、多くの方々に知っていただきたいという目的でロケットミュージック・エコプロデュース部が制作・販売しています。売上の一部は海面上昇の被害を受けている現地政府に提供されています。

協力:クリスマス島クリーンアップ基金
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